トップページ > 病気の基礎知識 > シェーグレン症候群の発病パターン
シェーグレン症候群を発病するパターンは「原発性シェーグレン症候群」と「続発性シェーグレン症候群」の2種類に大別されています。
最近では原発性シェーグレン症候群の方が続発性シェーグレン症候群に比べて2倍から3倍と多くなってきています。
● 原発性シェーグレン症候群
関節リウマチなどの膠原病の合併のないシェーグレン症候群のことです。 口腔乾燥症(ドライマウス)と眼乾燥症(ドライアイ)が主たる問題となります。
この他に全身性の病変を発症することがあります。
● 続発性シェーグレン症候群
関節リウマチなどの膠原病に合併するシェーグレン症候群のことです。 いろいろの膠原病の症状と、シェーグレン症候群の症状である口腔乾燥症(ドライマウス)と眼乾燥症(ドライアイ)などが問題となります。
シェーグレン症候群と合併する膠原病
疾患名 | 国内の推定患者数 | シェーグレン症候群と合併する割合 |
---|---|---|
関節リウマチ(RA) | 約70万人 | 10〜24% |
全身性エリテマトーデス(SLE) | 4万〜8万人 | 5〜11% |
強皮症(PSS) | 6000人以上 | 3〜8% |
多発性筋炎/皮膚筋炎(PM/DM) | 約3000人 / 約3000人 | 3% |
混合性結合組織病(MCTD) | 約9000人 | 2〜3% |
関節リウマチについては、下記のサイトで詳しく解説しています。
関節リウマチ総合情報サイト リウマチら・ら・ら